バンとバンバンの備忘録

いつの間にかCB750の備忘録

逃避行再び

ヤバそうな奴がやってきた。台風19号。前回の15号とほぼ同じコースでしかも大きく、若干西寄りを通りそうなので横浜はかなり危険な状況となった。果たして逃げ切れるか? 家の方は戸締りをして飛散防止の対策も。バンバンはカバーを外して壁にピッタリと寄せ、念の為に輪止めもしてきた。濡れはするが倒れたり移動することはないだろう。ミラーを外しておくのとウィンカーに保護対策をしておくのを忘れたのが唯一の心配。

 

今朝7時には出発して、今回は中央道で諏訪とか松本方面を目指す。東名・圏央道経由で行こうと思ったが、なんとなくコンビニに寄りたくなって横浜町田ICをスルー。直後に通行止めの不安が頭をよぎって相模原愛川ICへ。途中で寄ったコンビニには既にパンの陳列が無かったので、高速乗ったらパーキングでソバでも食おうかと。で、無事に中央道に乗って初狩PAに入ったが、JHの職員が大型トラックの運転手に声をかけながらウロウロしている。通行止め間近かってことか。聞けばあと30分ほどで八王子〜一宮御坂を通行止めにすると言う。どうせ次の勝沼で降りるつもりだったのでノンビリしたかったが、食堂は営業していない。ソバはお預けとなった。

 

勝沼ICからR20を西へ。やはり道は空いてる。途中の白州あたりで給油した。ガソリンはまだ半分残っていたがこの先で泊まるかもしれないし、こんな天気で何が起こるかわからないので。スタンドの人と話したが、この辺りは標高も高いしまだ音がしないから大丈夫だと言う。音ってなんだ? R20と並走する釜無川を石が転がり出すとゴトンゴトンと凄い音がするんだそうだ。恐ろしい…

 

長野県に入って最初の道の駅『蔦木宿』に寄ってみた。ここは駐車場も広いし日帰り温泉もある。残念ながら荒天の為に温泉は休業中、ホントに残念。気を取り直して作戦を立ててみるが相手は自然、風向きと強さとその変わり様次第で行先とタイミングを決めるしかない。結果的に仮眠とか3時間ほど時間調整して松本方面を目指したが、R18の碓氷バイパスと旧道の両方が通行止めと聞いて塩尻峠を越えたところでUターン。帰りは前回と同じくR254しかないと踏んでR142から佐久方面へ向かうことにした。

 

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この時点で関東全域で高速道路は全滅。台風が過ぎ去ってもすぐには解除にならないだろうから、ますますルートとタイミングが限られてきた。う〜ん、難しい。伊豆半島に上陸したとの情報を聞きながら頭を抱えてみたが、悩んだところでどうにかなるものでもないので寝ることにする。時々けっこう車が揺れるんだが、果たして心安まるか…