バンとバンバンの備忘録

いつの間にかCB750の備忘録

油温管理

関東もようやく梅雨明け。暑い夏がやってくる。夏場じゃなくても少し渋滞するとオーバーヒートぎみ、空冷4発の… いや、RC42の泣き所。やはり油温計くらいは付けておきたいものだ。

 

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RR社製のアナログ式。黒い文字盤で針と目盛りが白いものもある。品番は014でCBX750F用。他にCBX400FとかVF750F、GL400/500などにも適合する。裏に棒状のセンサーが伸びているが短いのでレベルゲージの役割は無い。これは100℃くらいまで暖まると文字盤の向きを変えられる。冷えていると文字盤は回らない。とりあえず真っ直ぐに合わせてみたが、シートに跨った状態だと肝心の120℃前後が見にくい。いろいろ試してみて100℃が真下になる角度に落ち着いた。

 

以前はドレミコレクションの同タイプのものを右側のフィラーキャップ(兼レベルゲージ)と差し替えて使っていたが、今回は左側のメクラ蓋を外しての取り付け。右側取付だとレベルゲージを別に保管しなければならなかったので。

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実は今までこのキャップは外したことがなかった。DON'T OPEN と書かれているので躊躇していたのだが、CBX750Fのパーツカタログを見るとココにレベルゲージが刺さってる。もっと早く気づいていれば、レベルゲージを綺麗に拭いてからシート下に保管する手間が省けたものを。ちなみにこのキャップ、サイドスタンドで立てた状態だと傾斜によってはオイルが溢れて出てくる。外す際は平坦な場所でセンタースタンドを使用すること。(あぁ、だから右に移設したのかな?)

 

余談になるが、RC42のレベルゲージは初期のものは材質が硬くて古くなると手では開けられなくなる。部品番号は変わってないが、新しいものは材質が変更されているようで若干柔らかい。開けるときに苦労している人は新品に交換することを強くお薦めします。

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部品番号 : 15650-MW3-670 (全年式共通)

 

 

あと、油温と言えばオイルクーラー。先代のRC42には教習車用の7段オイルクーラーを使っていた。初代の教習車(CB750LT)はノーマルより1段多い7段で、しかも幅が広いオイルクーラーが使われていた。ホースはノーマルと共通。幅は広いが1段分取付位置が低くなるのでちゃんと届く。次のCB750LWから8段(取付はノーマルや7段とは異なる)になって電動ファンも追加された。7段の幅広だと実際に使ってみてオーバークールぎみ。冬場の高速道路では油温が70℃を切ることもしばしば。ノーマルの6段にON-OFFスイッチ付きの電動ファンを付けるとか、ナイトホーク750用の3段オイルクーラーを追加するとか、いろいろ考えたことはあるけど面倒くさいのでノーマルのままで。

 

油温が上がったら風を当てる。それでダメならエンジン止めて冷えるのを待つ。そんなもんだよ、空冷エンジンなんて。だからやっぱり油温計は必需品です。

 

 

【追記】

右側にドレミコレクションの油温計を付けるのと左側にRRの油温計を付けるのとでは、ドレミの方が高い温度を示してしいたような気がする。油温を計る場所のせいなのか、各々の油温計の精度の違いなのか、そのへんは既にドレミを手放してしまったので不明。ただ、以前より油温が落ち着いているように感じているので気分的には今の方が良い。結局気休めってことだな。熱ダレには気をつけて走るべし。