バンとバンバンの備忘録

いつの間にかCB750の備忘録

NC31用テールランプ

純正のテールランプは取って付けた様な四角い箱とか、それこそ “お弁当箱” とか言われるが、自分としてはRC42の好きなポイントのひとつ。が、しかし、前からCB400SF(NC31)用のテールランプも気になってた。ダメ元で中古品を入手してみたら何とかなりそうだったので、早速チャレンジしてみた。

 

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違和感もないし、なかなか純正っぽくていいじゃないか。グラブバーとテールカウルを外さないとバルブ交換ができなくなってしまったが、簡単にテールレンズを外せなくなったのでイタズラ防止には良いんじゃないかと思う。

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で、肝心の作業工程。フェンダーレスキットはACTIVEのものを使ってるので、一番後ろのテールランプ&ナンバーを取付けるプレートを加工することに。取付穴はレンズ上面を基準にして位置決めしたので、ノーマル用の穴とのズレは比較しなかった。よって、残念ながらACTIVEのフェンダーレスじゃないと参考にならないと思うが… 。

 

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プレート上端から50mm、左右の端からそれぞれ16mmの位置にφ14mmの穴を開けた。14mmは取付用ゴム製ブッシュの溝部分のサイズ。一発でジャストフィット! …と思ったら、この位置だとテールランプとテールカウルが干渉する。穴の位置はプレート上端から60mm前後がいいのかもしれない(後述するが本体側も更に削っているので…)。中央の大穴はバルブ交換の際にソケットを脱着する為のもの。もうノーマルには戻せなくなった。

 

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ブッシュを入れる為の14mmの穴を広げることはしたくないので、最終的にはプレートを固定する為の本体側の穴を長穴にしてプレートごと下にずらすことにした。上端2箇所も削って凹ませている。こうしないとテールランプのバルブソケットが干渉するので。プレート上端から60mmで穴開けしていれば、たぶんこれらの作業は不要だったハズ。

 

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14mmの穴にNC31テールランプ用のゴム製ブッシュをセットして、テールランプ本体を差込んだらナットで固定。この状態ではナットで固定した部分以外は浮いていて、テールランプの縁は全周に渡ってプレートとの間に隙間ができている。固定はされているがかなりグラつくので、数カ所にクッションテープ代わりの断熱材を貼ってみた。これはエブリイのルーフに貼ったペフシートの余り。これでランプ自体が過度にグラグラ動くこともなくなった。

 

ここまで終えてカウルを付けると、レンズの土台の黒い部分が若干後ろに飛び出ていた。フェンダーレスキットの各部を緩めてから全体的に前方へずらすようにしながら締め直す。同時にレンズとカウルの左右の隙間も調整して、更にレンズ上面とカウルの隙間も左右に合わせるように再調整して作業終了。なんだかんだと、この隙間を調整する作業が一番時間がかかったりして。

 

結果的に、分割式のフェンダーレスキットのおかげで位置決めはかなり自由度があることが判った。純正フェンダーやCOERCEの一体型だったらこうはいかない。ただ、一体型の方がブレーキマスターとリザーバータンクあたりの汚れが少なくて済むのだが。

 

 

【おまけ】

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シートレール脇に張り出した羽のようなもの。以前乗っていたときに、プラ板で自作したものを両面テープで張り付けている。テールカウルの左右の膨らみの内側に入り込むようにしてある。こうすることで後輪で巻き上げた水飛沫や砂埃がシート下へ侵入するのを防ぐことができる。こんなに大きくはないが、ノーマルのリアフェンダーもこの辺りに羽根があるんだよね。後部のテールランプに近い場所だけ汚れていたので、暇なときにもう少し後ろまで伸ばそうかと思っている。ノーマルフェンダーにもウィンカーの上辺りに羽根状の出っ張りがあり、テールカウル後部の下側はそこにビス留めされていた。よく考えられているもんだ。