逃避行 - バンとバンバンの備忘録

昨夜の神奈川県は台風15号の直撃が避けられそうもない状況だった。瞬間最大風速が60m/sだと？昨年の台風21号で軽自動車が飛ばされてる映像を見てるから心配になった。納車2日目にして被害を被るのはご免だし、幸い月曜日は仕事が休みなので避難することに。行き先は決めないまま第三京浜で都内へ向かう、既に横風の影響あり。環八を抜けて関越道に乗ると、最初のSAの三芳で今後の風の予報をチェック。あまりノンビリしていられない事を知り再び走り出す。せっかくの雨の高速走るから、とっととリヤワイパーを間欠にしとけばよかった。一応、部品と工具は持ってきたんだが…

トリップが100kmを超えたあたりからベルトとかベアリングとかそういうものが馴染んできたように思えた。まさにシェイクダウンって感じ。昔の仕事のクセでつい東松山で降りてしまって、そのままR254を北西へ。方角的には暴風の影響から逃れやすいルート。埼玉県から群馬県に入る少し手前でコンビニに寄った。ここは大型トラックも停められる大きな駐車場があって、しかも明るい。メシを食いながらワイパースイッチの交換とハンドルのチルト調整をして、これでリヤワイパーも間欠になりハンドルポジションも楽になって後の旅路が快適になった。

長野県の佐久まで走ってR141へ。最初のドライブが大雨の内山峠越えとは思わなかったぜ。そのまま野辺山を抜けて清里の先の道の駅へ滑り込む。空いてるし風も強くなかったので、せっかくだから車中泊も体験してみることに。ちょうど台風が三浦半島を横切る頃だったか… 、やはり逃げてきて良かった。手足を伸ばして寝られるのはいいけど、キッチンマットを敷いただけの荷室は背中が痛い。これも本格的に旅に出る前のいい経験だったかな。何事もトライ&エラーから改善策を見つけるもの。

韮崎でR20に出て甲府市内の通勤渋滞にハマる。そのまま帰るのもつまらないと思い、勝沼を過ぎて国道から逸れて台風一過の笹子峠を4WDにして走ってみることにした。西斜面の登りは良かったが東斜面の下りは折れた枝の散乱が酷くて、これは失敗だったと少し後悔。でもS字の切り返しで頭の揺れが少なくて、意外と重心が低いということに気づく。まあ、これも経験。

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