間欠時間調整式ワイパースイッチ
コラムカバーの外し方は前回のハンドルチルト調整を参照。
https://chorin-pro.hatenablog.jp/entry/2019/09/14/141507
ワイパースイッチのカプラーを外して、スイッチ本体がコラム側にハマっているところの爪を押しながらレバー方向に引っ張るだけでワイパースイッチは外れます。
外したスイッチでいうと、この部分の爪を押しながら外す。
フロントワイパーだけなら、間欠時間調整式のスイッチを取付けてカプラーを繋ぐだけでフロントワイパーの間欠は時間調整できるようになります。同じタイプのスイッチはトヨタ車にも使われているので、それでも代用可能です。
自分はリヤワイパーも間欠にしたかったので、リヤも間欠があるスイッチに交換。リヤはそれだけでは間欠にならないので、ダイハツ・ブーン純正の間欠キットを取付けることに。
前後間欠(フロント間欠時間調整式)ワイパースイッチ
部品番号 37310-71L10
リヤ間欠ワイパーキット
部品番号 999-09000-M2-012
間欠キットは、リヤワイパーのモーターのカプラーを外して間に入れてアースを取るだけで間欠になるもの。ただし、連続作動はしなくなる。両方使う為にスイッチ側に配線を加工して取付けます。
間欠キットのカプラーを切断して、その配線をワイパースイッチのカプラーの配線に接続します。ワイパースイッチのカプラーには番号が書いてあるので以下はその番号。(これは他人のウケウリなので、それぞれが何の配線なのか自分は知りません)
・アース線が無い側の(青/黒) → No.3(紫)へ接続
・アース線が無い側の(赤/白) → No.9(灰)へ接続
・アース線が有る側の(赤/白) → No.10へ
・アース線が有る側の(白)は使用しないので絶縁
・アース線を車体の適当な金属部分へ接続
カプラーのNo.10には配線が無いので、端子を取付けてカプラーに挿します。必要な端子は『040型メス端子』。細い端子なので配線のカシメとカプラーに挿入する際の向きにはご注意を。
040型メス端子。Amazonで1個24円だった。
これでリヤワイパーを間欠位置にすると、ワイパーが2往復したあと約10秒間隔で作動するようになります。ワンボックス車は巻き上げた路面の水飛沫を引き連れながら走るので、どうしてもバックドアのガラスは見えにくくなるもので。やはり雨の日はあった方が便利かと。