バンとバンバンの備忘録

いつの間にかCB750の備忘録

続・逃避行再び

R142の有料トンネル代をケチって旧道の和田峠で仮眠を取った。来る途中でビーナスラインへの分岐があったな。天気の良い日にバンバンで来たいものだと思った。この辺りは初めて走る道なので何処をどう走ったか覚えていない。道は狭いし、かなり太い枝が散乱していた。何かが飛んできてもの凄い音がした。フロントガラスが割れたかと思ったが、あとで見たらボディ共に無傷で我ながら悪運の強さを感じる。碓氷BPが通行止めなのでただただR254を目指した。

 

佐久まで来てR254通行止めの表示を目にする。これはマズい。地図を見て碓氷軽井沢ICから下仁田方面へ抜けるルートを知りトライすることに。和田峠の極悪環境を経験したおかげで怖いものはない。が、碓氷BP入口からはIC方面が通行止め。別荘地などを抜けてみるも冠水でどうにもならず、碓氷旧道もチャレンジするがこちらは倒木でダメ。目の前に大木が倒れて道を塞いでいるのは初めて見た。まさに八方塞がり。結局佐久IC近くまで戻って駐車場が広いコンビニに入り作戦の立て直し。そうこうしてるうちに睡魔に襲われた。

 

目が覚めたのは6時近くで、調べてみたら碓氷BPの通行止めは4時に解除になっていた。ただ、碓氷BPを下りてからもR18は通行止めの箇所があるらしい。上信越道は相変わらずの通行止め。神奈川県内の状況を考えると出来れば東京側から帰りたい。どうしようかと悩んでいたら、Googleマップの碓氷BPの渋滞表示が消えていることに気が付いて再び碓氷へ走り出す。結果的に渋滞もなく高崎まで出てR17へ。その時点で首都高もほとんど通行止め解除になっていたので、あとは与野から乗って帰るだけだ。

 

前回の帰路は中央道の相模湖ICで降りたのが失敗だった。相模原あたりの渋滞を予想して厚木に向かったらR246が動いていない。今回はその辺も踏まえて東京側からのルートを選び、難なく順調に帰ることができた。これ、なかなか面白い。暴風を避けるにしろ限られたルート選びにしろ、少々のゲーム感覚とスリルを伴う。不謹慎という声も聞こえそうだが、一応大切な車の避難ということでお許し頂きたい。そんなことを考えながら家に到着すると、バルコニーの隣室との仕切りが割れていた。駐車場は両隣が空いているだけに軽いワンボックスは転がっていたかも… 。逃げなかったらひょっとしたらひょっとしたかもしれないと思うとゾッとするな。

 

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無事に帰ってきた勇姿。空が青いということは良い事だ。