ETC移設

先日借りた代車がエブリイワゴンのターボ車で、同じAT車だったが非常に乗りにくかった。いかにも燃費が悪いといった感じの味付けでターボも期待外れ。たしかに上り坂では差が出るが、エンジンパワー云々よりもやけに車体が重たく感じてしまう。パワステも不自然な印象でバンの方が乗りやすいんじゃないだろうか。まあ、これはバンに乗り慣れたせいもあるんだろうが。

で、その車に付いていたインパネアンダーボックス。薄っぺらい物とか短い物しか入らないと、意外と使えそうで容量不足が定評なパーツ。内寸を測ってみたらグロープボックス内で邪魔者扱いされているETC本体をうまく移設出来そうなので早速注文してみた。

部品番号 73890-64P10-PBL

こちらは完成状態。ETCはココに設置した。当初は左半分をETCに占領させて右半分は厚みがある物を入れられるようにしたかったのだが、お尻に接続されるコネクターとボックスのヒンジ部分が干渉するので右の奥に貼り付けた。結果的に見た目もスマートに。

ボックスを閉めるとベース部分に干渉するので、逃しの為にベース部はカッターで大きくカット。このまま閉めるとETCはベース部の裏に頭を出して直立するので、埃とか溜まらないようにカバーも付けてみた。画像では分かりづらいかもしれないが、クリアファイルを切り出したシート状のものをETCに干渉しないようにうまく弛ませてベース部裏側に貼り付けてある。

ボックス内の僅かな収納スペースの使い勝手も考えて、できるだけ段差ができないように両面テープを重ね貼りしてETC本体の位置を調整。これはあまり意味なかったかも、単なる自己満足か。

ETCのお尻に入るコネクターの位置に合わせて、ボックスの底とベース部両方に穴を開けて配線を通してみた。おかげでボックス内には配線が一切見えないのでスッキリ。

ボックス自体の外観はベージュでインパネ類と色は違うが、フロアマットとの相性は良いので違和感はない。意外だったのがETCの音声がとても自然に聞こえるようになったこと。グローブボックス内のときは篭った音で「なにモゴモゴ言ってんだ？」って感じだった。今回もボックス内に隠したとはいえ、実際は裏から頭が出てるところが功を奏したようだ。上手く移設できたということよりも、自然な音声に聞こえるというのは何気に一番気に入った部分かも。