フィルム貼り失敗

リヤガラス5面にフィルムを貼ろうと思い、車種別にカット済みで透過率13%のダークスモークを購入。バックドアはさほど曲面もきつくないので1枚モノにしてみた。届いたフィルムはロール状に梱包されていて、一番外側に巻かれていたのは右スライドドア用。ということで、まずはスライドドアから施工。

荷室内で変な体制のまま剥離フィルムから剥がそうとしたら、上半身の向きを変えようとしてバランスを崩してフィルムの上に倒れ込んでしまった。剥がす前からフィルムに折り目を付けてしまうハメに。なんと幸先が悪いことか。とりあえずそのまま貼ってみて仕上がりを確認。折り目は残ってしまったがプライバシーガラスのおかげで外からは分からない。ま、これならいいか。更に左スライドドアとリヤクォーターをやっつけて、残るはバックドア。

当初はドライヤーで熱形成してから貼るつもりだったのだが、4枚終わって気を良くしてたこともあってそのまま貼ってみた。これが失敗の原因。縁に残る放射状のシワから水分を根気よく押し出していた時、グシャっという音とともにフィルムがズレて台無しになってしまった。そして僕は途方に暮れる…

しばらく呆然としてしまったが、既に貼り終えた4枚を見てフト気付く。ちょうど日が暮れた後で、周りが暗くなってきたら思った以上にガラスの色が濃く感じる。完全に暗くなってからもう一度確認すると想像以上に濃いではないか。結局、せっかく貼った4枚全てを剥がしてもう少し色が薄いフィルムを発注し直した。今度は透過率26%のスモークで、バックドア用は弱気の分割タイプに。

プライバシーガラスに透過率15%前後のフィルムは、真っ黒にしたい人には薄く感じるかもしれないし、自分のように中からは見えるけど外からは見られにくくしたい人には濃く感じるかもしれない。それにしても、久々にクヤシイ思いをしてお金も時間も無駄にしてしまった。だが、失敗は成功の元とも言うではないか。少なくともエブリイバンでの実践ノウハウは身についた…つもり。次は落ち着いて抜かりなくやってみよう。