バンとバンバンの備忘録

いつの間にかCB750の備忘録

CBX750F用センタースタンド

先日メッキのピボットキャップを見つけたカタログ写真でもう一つ気になるモノがあった。

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キャブの後ろのファンネル風カバー? いやいや、これはもう新品では手に入らないし、サイドカバーの形状が違うのでポン付け出来ないのもわかってる。それはさておき…

 

CB750とCBX750Fはエンジンやピボットシャフトが同じであることが判ったので、エンジンを囲むフレームのメインとなる部分も基本同じなんじゃないかと。そんな仮説をもとに気になったのはセンタースタンド。取付け部のカラーも部品番号同じだし、ネットで探したスタンド単体での画像を見比べてみると基本的な形状は変わりないように見える。しかもステップ部分の張り出し方がCBよりスマートに感じた。

 

CB750のマフラーを集合管にして、センタースタンドのステップの出っ張りが気になってる人も多いハズ。自分もその一人だが、軽量化の目的もあってセンタースタンドは外してた。整備性を考えると無いよりはあった方がいい物なので、あのツノみたいな張り出しが気にならないようなら使ってみたい。そう思ってダメ元でCBX750Fの中古スタンドを探してみた。

 

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上がCB750(RC42)、下がCBX750F(RC17)用。やはり車体への取付け部分は同じ。そしてステップの張り出し方が違う。あと、CB純正の方には左側中間位置にプレートが溶接してあって補強されている。これは気にしなくていいだろう。重たい純正マフラーのときにはセンタースタンドも純正に戻すことになるから。

 

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そうなのよ。CBX用はマフラーを避ける為のステップ部の湾曲が少なめなので、ノーマルマフラーのときはCBには使えない。CBはマフラーの太い位置にこのツノが出るのに対し、CBXは太くなる手前にツノが出ているからCBほど外に張り出していない。画像で見たときスマートに感じたのはこのせいだ。実際に測ってみると外側への張り出しはCB純正より3センチくらい少なめ。よく見るとこのツノは先細りになっていて、これもスマートさの要因かも。

 

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スプリングの取付け位置もほぼ一緒。

 

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サビサビだったので黒く塗ってから装着してみた。スプリングはCBのもので問題無し。基本部分が同じなので社外品のストッパーもそのまま使える。

 

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出っ張り具合はステップ(運転するときに足を載せる方ね)とほぼ一緒。どうよ? ツノがそれほど邪魔にならなくなったぜ。集合管でセンタースタンドも使いたい派の人にはお薦めです。

 

部品番号 50500-MJ0-000 (メインスタンド)

残念ながら恐らく廃版だが、探せば中古はまだまだ手に入りそう。