バンとバンバンの備忘録

いつの間にかCB750の備忘録

スイッチ&グリップ交換

CB750のウィークポイントの一つにスタータースイッチがある。以前突然エンジンが掛からなくなり、原因を調べたらスタータースイッチの接触不良だった。スイッチ部の配線のハンダ付けに亀裂が入り、スタートボタンを押しても反応しなくなる。バイク屋さんの店長曰く、ホンダ車でセルモーターが回らなくなったらほぼ100%これを疑っていいらしい。

 

ちなみにその時は、セルモーターを回す際にヘッドライトへの通電をカットする為の回路の接点でハンダ付けに亀裂が入っていた。なんとも腑に落ちないトラブルだが、そういう回路になっているのでしょうがない。ヤフオクで落札した格安中古のスイッチで対処した。

 

スイッチはメーカー在庫が少なくなっているようだったので、予備にストックしておこうとCB購入後すぐに入手しておいた。前期モデルの部品番号は35130-MW3-730から35013-MW3-732に変更されている。接点のハンダ付けに黒いコーティングのようなものが施されているので、どうやら対策品ということのようだ。

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余談ではあるが部品番号の頭の35130はスイッチのみ、35013は固定用のビス付きとなる。要らないビスがまた増えてしまった。

 

 

左側はヘッドライトのパッシングスイッチが折れてしまっている。ヘッドライトのリレーの関係上ライトONスイッチ代わりに使うことも多いので直したいと思っていた。

ヘッドライト制御リレーに関してはこちら → https://chorin-pro.hatenablog.jp/entry/2019/08/08/152235

 

そろそろ右スイッチを交換したい気分なので、思いきって左スイッチも注文。『思いきって』とは、単に高額だから。新品は既に一万円を超えているのだよ。右はたしか7〜8千円だったと思う。あと、スイッチ交換の為にはアクセルやチョークのワイヤーを外す必要があるので、どうせ燃料タンクを外すなら左右同時にやる方がいい (結果的にチョークのワイヤーは緩めなくても交換できた)。

 

 

ついでだからグリップラバーも交換。

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右 : 53140-MY9-890 (グリップASSY)

左 : 53166-MY9-890

CB400SF(NC31)純正品で俗に言うロッシグリップ。長さはRC42純正と同じ120mm (…と思い込んでいたら純正は125mmだった) で、内側が細くて外側が太くなっている。この微妙なテーパー形状が握りやすいという噂なので是非とも試してみたかった。右側はラバーのみでも購入可、部品番号は53165-MY9-890。

 

で、付けると当然こうなるわな。

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このグリップエンドとバランスウエイトの隙間がいただけない。しょうがないので外したスロットルの筒を切ってスペーサー代わりにする。

 

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左右それぞれに合う幅にして2個作成。左は5mmでイケるが、右はスロットルの筒よりグリップのゴムがはみ出ているのでその分を考慮して11mm。

 

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目立たないように黒く塗って装着。ま、何もないよりはマシだな。燃料タンクの脱着とか、アクセルワイヤーの調整とか、スイッチの配線の取り回しやライトケース内の配線のまとめ方とか、面倒な作業が沢山あったのにグリップの長さが間違っていただけで達成感がゼロになってしまったぜ。う〜む、どうも詰めが甘い。乗っていてどうしても気に食わなかったら、ハンドルバーの穴を5mm外側に開け直してスイッチごとずらしてみよう。

 

暇だといろいろやる事があっていいんだけど、ただただお金が飛んでいく…